« 2011年4月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年5月

我日々思ふ Vol.6 原発推進の理由

3月11日に起こった地震は

津波という天災と原発事故という人災を招いた。

放射能は、今も放出され続け、住民の方々は、得体の知れない恐怖に脅かされている。

原発事故により、エネルギー政策の見直しが行われているものの、まだまだ原発推進勢力は根強い。原発は果たして必要なのか?

これまでの原発推進の理由、発電コストの安さ、地球温暖化への対策、安全性、全ての理由に NO! が突きつけられている中、今だに原発推進、推進どころか「死守」しようとする人々がいる。

5月30日発行のアエラ。特集の一つ『「原発死守」の経産省』の文字が表紙に踊る。なぜそこまで、原発にこだわるのか。知りたい。松山ケンイチが表紙であることに心は裏腹であったけれど(小雪と結婚して依頼、何だか変な気持ち。これは嫉妬か?)、それは別として、アエラを手に取り目を通す。

話題の中心は、経済産業省が5月に作成した「当面の対応」という文書。原発推進をベースとするその文書には、「島根、大間は生かす」と明記されているらしい。原発推進の理由を中間官僚は次の通り解説している。

「(・・・)当省としては、今後のエネルギー政策の主導権を、政治主導の民主党政権に握られたくない。当然原発は推進です。」(P.18)

?!

「当然」原発推進の理由が、

「主導権を民主党政権に握られたくないから。」

・・・

多くの被害者を出し、想像を絶する危険性をはらみ、コストも高く、地球温暖化にも関係ない原発を、これまで通り経産省が主導権を持ち続けたい、という理由で死守する。

この論理に、どれだけの説得力があると思っているのだろう。

Miki (2011年5月27日)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

我日々思ふVol.5 被災地の現状

今回の東日本大震災、原発事故を通じて明るみに出ている原発をめぐる問題、エネルギー政策、一極集中型社会の問題などとともに、被災地の原状回復、今後の社会作りも大きな課題である。

今週19日、20日、21日に地震・津波の被害を受けた岩手県陸前高田市と、宮城県気仙沼市を訪れることになった。

どんな心構えをしてゆけばよいのか、まだわからないけれど、被災地の現状を見て、現地の方のお話を聞いて、様々なことを考え、今関東に住む私たちができることも見えてきそうな気がしている。

被災地の復旧・復興に際して、心に残っているのは、元山志村長、現衆議院議員長島忠美氏のコメントである。以下、記事の抜粋。

町を訪問中、長島氏は、「中央でものを決めるのではだめなんだ」と漏らした。とりわけ復興構想会議や学者が唱える「復旧より復興だ。元の姿に戻すだけではだめだ」との論に違和感を持つという。(・・・)「中山間地の人は地域のつながりや土着の文化を守りたい気持ちが強い。『集約』や『効率』の視点ではなく、いかに元の生活に近い状態に戻すかという視点も重要だ」と語った。 (朝日新聞朝刊2011年5月10日)

アエラの記事などをみて、復興を訴える人の記事を見て、納得はしなかったものの、一理あるのかもしれないと思っていたけれど、長島氏の意見を読んで復興か復旧かの二者択一ではなく、どちらもバランスよく行うことが大切なのだろうと感じた。

現地の様子については、また、ブログで報告したいと思う。

それでは、また。

Miki (2011.5.15)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Vol.4 ドイツ緑の党の躍進 と 日本の市民参加

既にご存知の方も多いと思うけれど
バーデン・ヴュルテンブルグ州で、初めて緑の党が政権を握ったことが
日本でも話題になっている。
緑の党の躍進は、福島における原発事故に端を発した、ドイツ市民のデモに象徴される市民の原発反対への意思表示だといえる。
その選挙が行われたのは、3月27日。
朝日新聞は、オンラインのAsahi.comに
3月28日に緑の党の躍進に関する記事を載せている。http://www.asahi.com/international/update/0328/TKY201103280067.html
面白いのは、朝日新聞が、一ヵ月半近くも後の5月13日の朝刊にその内容を掲載したことである。
これは、当日の新聞に、ドイツ社会学者のUlrich Beck氏のインタビュー記事を一ページ割いて紹介していることとも関連していると思うが、より、読者層の多い、朝刊に掲載することで、市民の力が政治を変えられることを読者に示唆しているような気がした。日本の政治や政策にも新たな風が吹く可能性があるということを伝えようとしているのかもしれない。
Ulrich Beck氏は、朝日新聞の取材に対し、こう語っている。
「ドイツには環境問題について強い市民社会、市民運動があります。緑の党もそこから生まれました。(・・・)市民運動がないと、産業界と政府の間に強い直接的な結びつきができる。そこには市民は不在で透明性にも欠け、意思決定は両者の密接な連携のもとに行われてしまいます。しかし、市民社会が関われば、政治を開放できます。」(朝日新聞朝刊5月13日)
私も一市民として、日本における原発やエネルギー政策に大いに関心を持っている。そして、次々と明らかになるこれまでの政治やメディア、企業(東電)の癒着に象徴される日本の不透明な一極集中構造に大いに疑念の念と不信感を持っている。
きっとそういう人たちが今、増えている。
先日、Akkoさんの記事にもあったように、各地でデモも行われ、市民が声を上げるようになった。
今から、これから、市民も確かな情報を持ち、行動を起こし始める時代に突入することが楽しみである。
Miki (2011.5.15)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

5.7 大阪脱原発!サウンドデモ

昨日5月7日に行われた、脱原発!サウンドデモ(http://osakanonukes.tumblr.com/)に参加しました。

朝日新聞社の記事はコチラ→(http://www.asahi.com/special/10005/OSK201105080025.html

参加者は約1000人だったそうです。

参加前はどれだけ人が集まっているのか不安でしたが、予想をはるかに超える人数でした。

これだけの人々が、原子力発電にNO!と発信するために集まってる!…と思うと、とても興奮しましたし、同時に驚きました。

私自身、デモに参加するのは初めだったので、余計にそう感じたのかもしれません。

「原発やめよう!」というシュプレヒコールも初体験でした。

最初はちょっと恥ずかしくて小声だった(笑)のですが、時間が経つに連れ、ノリノリ(?)でコールしました!

デモに参加して感じたことは、「日本が動いてる!」ということです。

昨日のブログにも、会社が動き出したと記述しましたが、「いま、できることをしよう!」という人々の思いや行動が現れていました。

ちなみに、ドイツが環境先進国に至る背景には、市民運動がありました。(卒論のテーマ。笑)

環境問題を始めとする、国の課題に市民が声を上げ、行動していったのです。

そのプロセスに、いま日本もあるのかなと感じました。

事実、私1人でも参加に至ったのは、やはり【今できることをしよう。】という気持ちが強かったです。

震災後、私が行動してきたのは、主に義援金を寄付と、経済(消費)活動の2つでした。

本当は現地で直接、被災者の方々に支援したかったのですが、仕事の都合などで叶わず、やり場のない気持ちがあったのです。

しかし、昨日朝刊でデモのことを知り、もっとできることをドンドンやっていこう!と、慌てて準備をして南堀江公園へ向かいました。

今後も被災者の方々やこの国の未来のために、みんなで行動していきましょう☆☆

akko (2011.5.8)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

企業(オフィス)の節電対策

昨日より、私が勤務するオフィスでも節電対策が始まった。

内容は、2つ。

1つは、昼食時間(12:00~13:00)の間、消灯するというもの。

もう一つは、エアコンの温度を29度に維持するというものだった。

理由は、関東の企業が25%の節電をよぎなくされているため、我々も協力しようということだ。

東京電力と関西電力で管轄は異なるが、【小さなことでも、できることを今しよう。】というマネージャーの言葉にとても感動した。

もちろん、節電対策の内容を聞いて、私はまだ薄いと感じる。開始する時期も遅い。

以前から、節電対策や環境対策に取り組んでこられている企業や店舗の方も、そう感じるだろう。

しかし、なぜ私が感動しかのかというと、私のオフィスは今まで節電とは全く無関係だったからだ。

例えば、人の居ないエリアの電気はつけっ放しで、エアコンの温度は好き勝手に設定されていた。

誰もつかっていないPCも常にプラグが刺さっていて、待機電力てんこ盛りだった。

そんなオフィスが、今変わろうとしているのだ。

そこで働く人たちの意識も変わろうとしている。

東日本大震災は本当に悲しい出来事だった。

しかし、それに対して【自分たちにできることは?】と人々が考え、行動している。

例えば今回のように、勤務先のオフィスでも節電対策が始まった。

原発の後処理や風評被害など、まだまだこの国が抱える課題はある。

けれど、人々の思いや意識は確実に【解決】への行動に繋がっている。

akko (2011.05.07)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年12月 »